2018-07-05

    2018年07月05日(木)

    ■昨日から激しい雨が降り続いている。天気予報で聞いてはいたが、ここまで酷く降り続くとは予想していなかった。昨夜未明などは激しい雨が窓を叩く音がずっと鳴り響いていて、しかも通気口から絶えず風が入ってくるものだから、実はボロい我が家はそこらのドアがガタガタと音を立て続けるという状況でもあった。確か午前2時半頃ではなかっただろうか。
     明日もこんな調子なのだろうかと思いつつ、そのまま寝たが、朝になっても激しい雨は降り続いていて近隣市町村では早々と大雨や土砂災害等の各種警報が発令されていた。そうなるとここら辺りも時間の問題かと思った。天気予報の地図を観るに東西の隣接市は早々とその地域が赤くなっていたからだ。それに未明から更に風雨は強くなっている。まだ警報が発令されていないのが不思議なくらいだった。
     しかし、どういうわけか出かける時刻になっても警報は発令されなかった。いったいどういうことなのだろうかと不思議に思いつつも今日は仕事が休みである家人に車で最寄りの駅まで送ってもらったが、その途中、激しい雨の中を傘をさして学校に向かっているのであろう子供たちを見た。
     いったい行政は何をしているのだろう? いや、こういう場合は気象庁管轄の気象台になるのか? こんな豪雨とも言える雨の中、一歩間違えれば命を落としかねない状況下を子供たちだけで出歩かせる結果にさせてしまっていることが僕には信じられなかった。
     どうしてなのだろう? 同じ地域で、単に行政的な線引きがされているだけであるのに、片や警報が発令され、片やまだ注意報だけだ。これで何か命に関わるようなことが起こったら誰がどう責任を取るのだろう。
     とにかく早く警報を発令して子供たちを家に戻すべきだと思ったが、僕は僕で自分のことを思った。こんな時にどうして僕は職場に向かおうとするのだろうか。
     確かに台風が居座っているわけではない。単に大雨、豪雨がずっと続いているだけだ。だがこれってやっぱり台風に匹敵する災害だ。それが証拠に関西のJRを始めとする鉄道は既に混乱し始めていた。テレビの画面に断続的に出てくるテロップはあちらこちらの地域における避難勧告などの情報を伝え始めてもいた。
     だが僕は大雨が降り続く中を(動いていたから)電車に乗り、駅に降りてからは単に大雨だから傘をさして歩き続け、突風に傘を持っていかれそうなのをこらえ、もはや上下左右どこから水滴が飛んでくるのかわからない状況下に身をさらし、その結果、頭からつま先までビショビショに濡れて職場に着いた。
     もちろんそんな人間は僕だけではなかった。たくさんの人が僕のように激しい風雨の中をそれぞれの職場への向かっていた。
     
     本当に、どうしてここまでして職場に行くのだ?

     一歩間違えれば命を落としかねない状況なのだ。行く先に災害が起こる可能性が大きく存在しているのに、皆どうして必死になって、そこに行こうとするのだろう? 中にはいつもよりも早く家を出たという人もたくさんいただろう。交通遅延への対策であろうが、僕はそれ以前に思ってしまうのだ。どうしてわざわざ渦中に向かって好き好んでいつもよりも早い時刻に出かけて行こうとするのか? 幸い、たいていの場合、事なきを得るのだろうが、毎回こういうことが起こる度に全国のどこかで何人かの方々が犠牲になっているのだ。毎回僕は思うのだけれど、自分自身がその犠牲になった人たちの中に入らなかったのは、その方々よりも単に少し運が良かったからというだけのことだ。人間なんて、いつどこで災害に巻き込まれるかわかったものではないのだ。注意していたって巻き込まれる。その可能性を少しでも低くするには、その危険な場所に少しでも近づかないことなのだ。そのためには外に出ることを極力控えたり、しっかりと様子を窺うべきだと思うのだ。
     だが、それが皆わかっているはずなのに、こんな状態でも職場に向かうことを最優先と捉えてしまう。
     僕もやっぱりそうだった。行きたくないのが本音だが、どこかに変な既成概念が蔓延っている。

    「こんな雨程度で休むの~?」
    「電車が完全にストップしているわけでもないのにぃ~?」
    「台風が来てるわけじゃないじゃん?」
    「単に大雨ってだけじゃないの?」

     メディアは必死に呼びかけている。最大限の警戒をしてくれと呼びかけている。今20時30分を回ったが、既にこの大雨による犠牲者も発生している。それでも皆、仕事が最優先か?

     今日は結局は夕方になって客先にて帰宅指示が出たため早退した。それならもっと早くに出せよと思った。既に一部の路線で電車が止まっていた。幸いにも僕が利用している路線は僕が行きたい駅までは運行を継続していたが、その先は既に運行を停止していた。おそらく帰宅困難者がかなりの数になるだろう。
     明日はどうか?
     明日もやはり今日と同じくらいの雨が降るらしい。JRは既に一部の路線で朝からの運行を見合わせると言っている。
     僕は明日はどうすべきだろう。最寄りの私鉄が動いていてもJRがストップしていたら基本的には行くことができない。だが違う私鉄を乗り継ぎ、更に徒歩という手段も取れば、通常の2倍ほどの時間はかかるが職場に向かうことはできる。
     そこまでして行くべきなのだろうか。単に電車が止まっているだけならまだしも、記録的な豪雨が予想される中をだ。私鉄だって止まらないとも限らない。そんな状況なのに、それでも僕らは職場に向かわねばならないのだろうか。そこは災害に身を委ねてでも行くほどの価値がある所なのだろうか?
     20世紀じゃあるまいし、ましてや昭和の時代でもない。もうすぐ平成という時代が終わろうとしているのに、こういうことに関する日本人の根底にある価値観は大昔と何一つ変わっていないような気がするのは僕だけか? 

     僕はどっぷりの昭和オヤジだけれど、それでもこう言いたい。

     こんなことで俺は死にたくねぇよぉ!!
     まずは自分の命を守ること。これが最優先だっちゅうの! 

     



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    イクタシバ イタル
    いくたしば いたる 
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    望んでいるのは結局穏やかな暮らしなのでしょう。

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