2018-01-01

    2018年1月1日(月)日碌

    ■謹賀新年。

     無事に新年を迎えることができた。皆さまはいかがだったでしょうや?

     某局の歌合戦を何気に観ながら(と言うか例によって僕にチャンネル権なんてないので半ば強制的なのですが……)大晦日の夜を過ごし(本当は違う局の某孤独グルメドラマが観たかった)、これまた例によって某アイドル系事務所主催のカウントダウン番組を観ながら新しい年を迎えた。ここに引越してきて既に10年以上経つが、引越してきた頃から変わらない年末年始の(ある意味)風景である。
     その後僕は午前1時半過ぎまで起きていた。家人はもう少し早く就寝し娘はその頃には自分の部屋に戻っていた。
     ならばと思い、録画していた某孤独グルメドラマを観始めたのだけれど珍しく眠気に襲われてしまい、途中で寝床に向かった。
     今から寝て、もし夢を見たらそれが初夢なのだろうかという、どうでもいい疑問を頭に残しつつ僕は記憶を失った。

     目が覚めると遅い朝だった。はっきりとした時刻は覚えていないが午前9時前くらいではなかったかしら?
     今日は家族3人で家人の実家に行く日だ。毎年の元日の恒例行事だ。だがその前にやることがある。元日といえどもいつもの家用はこなさねばならない。
     まずはワンコの散歩。昨日はあまり天気が良くなかったが、今日は快晴だ。寒さもさほどではない。ちょっと歩くと寒さを感じなくなった。いつものコースを中心に約30分ほど歩いた。 
     家に戻ってワンコにエサをやり、それからやっぱり掃除機掛けだ。
     それが済んだら午前10時半くらいだっただろうか、やっと娘が起きてきた。

     それからしばらくして家族3人で食卓を囲んだ。ささやかなお節料理と雑煮。いつもならここに鰤の味噌漬けと数の子があるのだけれど、今年は数の子はなし。鰤の味噌漬けは午後からの料理摂取を考えると、明日にした方がいいだろうという結論に達した。だから今回の元日の朝昼兼用は前述したとおり、ささやかなお節料理と雑煮。
     と言ってもカロリー的にはまったく遜色ないだろう。雑煮には餅が2つ入る。そこにお節料理がささやかでも付くのだ。若い人ならともかく、僕のような年代の人間にはこれで十分だ。
     ちなみにお雑煮は白みそ仕立てだ。やはり関西だからなのだけれど、実は明日はこれが「すまし」になる。と言うのも家人の両親(つまり僕から見た義父母)は元は長野県の出で雑煮と言えば基本は「すまし」だったそうだ。だからか結婚して初めての正月に家人から訊かれた。「白みそ仕立ての雑煮は、どう作ればいいのか」と。
    「単に白味噌で作ったらいいんちゃうか」
     僕が何も考えずにそう言うと家人はその通り出汁に白味噌だけを入れたものを作った。食べると白味噌の甘味ばかりがやたら目、いや舌につく代物で「何だかちょっと違う?」と思ったものだった。
     後日家人が僕の母に訊いたところ、普通の味噌と白味噌の合わせ味噌で作るのだということを聞かされ、家人から「何だ、やっぱりそうだったんじゃないの」とお叱りを受けた。よくよく考えれば母親が作っていた正月の雑煮のことなんて僕は全然わかっていなかったわけで、要は適当に知った被りで答えていたわけだ。
     こういった経緯があったからか、翌年以降はまともな雑煮にありついている。白味噌仕立ての雑煮はやっぱりうまい。
     しかし関東風の「すまし雑煮」も、それはそれで非常にうまい。
     大昔は「すまし雑煮」というものに偏見を持っていた。あんなサラサラな出汁で食べる餅が旨そうに見えなかったのだ。いわゆる「食わず嫌い」というやつだ。だが結婚してから家人が作る「すまし雑煮」を食べ出して考えが変わった。「これはこれで白味噌仕立ての雑煮と同じくらい旨い」と。

     昼過ぎに家族3人で車で家人の実家に向かった。家人の実家に行くまでに2種類の高速道路を通るが、どちらもまったく渋滞なし。
     ほぼ予定通りの時刻に到着。しかし義父の様子があまりよろしくなかった。
     実は前日から家人が何度か電話をかけていたのだが、まったく繋がらず、それで結構心配していたのだけれど、前夜になってようやく電話が繋がり、少々きつめの風邪を引いてしまっていることが発覚。大丈夫かしらと思いつつ実際に訪れてみると、今日になってかなり和らいだということだが喉はガラガラに近く表情もあまりよろしくなかった。それでも何とか大丈夫というので、それからしばらくした後、予約していた店へと向かった。

     店には既に義姉夫婦、姪っ子姉家族、そしてまだ独身の姪っ子が来ていた。
     約2時間ほど皆でしゃぶしゃぶを堪能。食べ放題、かつ飲み放題で、更には小鉢も食べ放題。これで一人税抜き2590円。味は「絶品」とは言い難く、はっきり言って「そこそこ」なのだけれど僕みたいな庶民にとっては、これで十分だ。しかもリーズナブル。お腹もいっぱいになった。いやはっきり言って「食い過ぎ」だ。年末から本当に「食い過ぎ」だ。毎年のことではあるが今年も間違いなく正月太りとなるだろう。

     宴会終了後、一旦実家に戻る。本来なら皆で引き続きワイワイするところであるが、実父がやはり風邪で辛そうなので遠慮して夕方に義姉の家に向かった。
     そこで久しぶりに「ババ抜き」をした。「ババ抜き」とはトランプの「ババ抜き」である。トランプなんて何年ぶりだったか。この前いつしたのかまったく記憶にない。
     大昔は正月と言えばこういう遊びをしたものだった。トランプ、カルタ、ボードゲーム、そうそう、花札もよくやったものだった。外で凧揚げもよくやった。もちろん奴凧だ。新聞紙を細い短冊のように切ってつなぎ合わせ、それを凧にくっつけて安定感を増し、正月の風の中を必死になって空に向かって揚げたものだった。そんな正月の風景は今ではすっかり見なくなってしまった。トランプやカルタ類はゲームに取って代わられた。凧揚げは奴凧からゲイラカイトの類に変わったが、それも今やすっかり見なくなった。揚げたくても揚げる場所がない。あっても諸事情で凧揚げ等の類が禁止という場所ばっかりだ。それどころか球技もダメという所がほとんどだ。これではいったいどこで遊べというのか。もはや自由に遊び回るところは仮想現実の世界にしかないのかも知れない。

     午後9時半頃に義姉宅を後にした。すっかり遅くなってしまった。
     午後10時半頃帰宅。思いの他ワンコには長い留守番をさせてしまった。いつもなら一緒に連れて行っていたのだけれど、今年は義父の体調のことや外で食べるということ、更にはワンコ自体が丁度生理の真っ最中ということで止む無く留守番とさせた。
     僕らの姿を見つけるなり「キュンキュン」鳴き始めた。
     ごめんよ、寒かったろう。お腹も空いたよな。
     そう心の中で呟きながら、すぐにワンコにエサをやった。

     2018年の第1日目は、こんなふうに過ごした。ほぼいつもと変わらぬ1月1日だった。
     さて明日はどう過ごすかな。


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    2018-01-02

    2018年1月2日(火)日碌

    ■昨夜はけっこう遅くに帰宅し、寝た時刻も遅かったせいか今朝は午前9時近くまで寝てしまった。途中、午前6時頃だったか用を足したくなって目が覚めはしたが、用を足した後はすぐにまた気を失った。どうも年末の掃除の疲れが今頃出てきているような感じだ。

     起床後は着替え、洗顔の後、ワンコの散歩に出かけた。ワンコのエサは既に家人がやってくれていた。いつものコースを中心に約30分ほど散歩。今日も天気はすごく良かった。

     散歩から戻って簡単な朝食を摂った後、例によって掃除機掛け。
     昼になって、ささやかなお節と雑煮。昨日に書いたように今日の雑煮は「すまし」であった。おいしく頂いた。

     昼食後、娘が車でEXPOCITYに行くと言い出した。何でもダウンのコートが欲しいらしい。昨日、家人の実家の近所にあるユニクロで見たらしいが気に入ったものがなかったものだから、ならばということで今日はEXPOCITYに行くことにしたそうだ。
     こんな日に行ったら、おそらく凄まじく混雑しているんじゃないかと僕が言ったら、既にネットで調べたようで、既にもうかなり混雑していることを把握しているが、それを承知の上で行くのだとか。
     僕には無理だ。凄まじく駄々混みしているのがわかっているのに、どうしてわざわざそんなところに身を投じるのか理解できない。そこまでしてそこで買いたいのかと言いたくなるが、そういうことを女性に言ってしまうといくら身内でも角が立つので僕は特に何も言わず気を付けて行ってらっしゃいということで見送った。家人も娘と同行した。
     女性は強いなあ。

     娘と家人が出かけてからしばらく経った後、僕は暇を持て余してしまった。そして、止せばいいのにパチンコ屋に行ってしまった。正月だから少しくらいは出しているだろうと思ったのだ。それで数時間くらいは暇潰しできるだろうと目論んだわけである。
     しかし結果は散々たるものだった。普段から「回らない」、「当たらない」、「出ない」の三拍子そろった店なのだが、正月も同じ調子であることにガッカリした。客は結構入っていたのだけれど軒並み当たっていない。皆きっと僕と同じような期待を持って来ていたのだろう。しかし今日も本当に「回らない」、「当たらない」、「出ない」の3拍子。客をコケにしているのかとしか思えないような営業だ。おそらく来月から施行される新規制に備えて店は留保に必死と見た。今回の新規制はパチンコ業界の存続を左右するほどのものと言っていいものだ。この店に照らし合わせてみると、今までろくに出していないこの店は新規制の施行によって更に出なくなるだろう。玉が出ないパチンコ屋が更に出さなくなるのだ。この店に限って言えば、もういつ潰れてもおかしくない状態になるだろう。いや今でもそうだ。昔はまだましだったが、今のあのボッタクリ営業はもう詐欺と言ってもいい。他の店と比べても明らかに出ない。そのボッタクリ営業の上に更に新規制が乗っかかるのだ。よくなる要素なんて微塵もない。
     だから僕はもうあの店には行かない。ただでさえ勝率の低い店になってしまっているのだ。そこに新規制が入ったら客が勝てる可能性はほぼゼロと言っていい。ただ単にお金を出して玉を借り、揃うことのない数字の羅列を延々と見せられ続けるだけだ。そんなクソつまらない「遊戯」に誰が金を出すというのか。
     はっきり言ってパチンコなんて禁止にすればいいのだ。実際、隣の韓国では全面禁止だ。依存性だの射幸性だのを問題視するくらいならスパッと禁止にすればいい。そうすればこれ以上そういった人間が増えることはない。僕みたいに貴重なお金をパチンコ屋につぎ込んでしまうというようなバカな行為もなくなる。だいたいあんなものに数千円を出す値打ちがあるか? 例えば7~8000円出せばユニバーサルスタジオに入れて様々なアトラクションを楽しむことができるが、パチンコにそれと同等の娯楽性を期待することができるか?
     否だ。「遊戯」と位置付けられているパチンコだけれど、はっきり言ってパチンコの遊戯性にそれだけのお金を出す値打ちなんてまったくないと言っていい。何も知らない人間がそう言っているのではない。パチンコに一時的にでものめり込んでしまった経験のある人間がそう言っているのだ。大昔ならともかく、今やパチンコに出すお金があるのなら、他にもっと面白いものがたくさんあるから、そっちに金を出した方がいい。パチンコに金を投じ、例えば大連チャンしたとしても、それによってもたらされる金額なんて実はたかが知れている。パチンコなんかに使わずに貯金しておく方が長い目で見れば有益であることは明らかだ。

     夕方になって帰宅。娘と家人はまだ戻ってきていない。おそらく帰りも混雑しているに違いあるまい。
     午後6時半頃になって、やっと家人と娘が戻ってきた。何でも外周道路が凄まじく混雑していたそうで、家を出て中に入るまでに2時間以上もかかったそうだ。そして帰りは帰りでやっぱり相当な混雑だったらしい。
     それを聞いて、行かなくて良かったと思ったが、逆に一緒に行っていた方が、クソパチンコ屋に貴重なお金を渡してしまうような馬鹿げたことをすることもなかったかも知れない。
     人生においては、いついかなる時も選択することは難しい。

     夕食はお節の残りと白菜の和え物。それに豆腐とわかめの吸い物。メインディッシュは鰤の味噌漬けだ。もちろん白飯と共に頂く。
     鰤の味噌漬けは今年もうまく漬けることができた。少し辛かったかなと一瞬思ったが噛みしめていると、そんなこともなかったかと思えた。娘や家人からも「今年もおいしい」という感想をもらった。これで来年もまたやらねばならなくなった。これは喜ぶべきことなんだよなと自分を納得させたのだけれど……。

     今夜も食べ過ぎた。だから今夜も体重計には乗らない。そう。恐ろしくて乗れないのである。何か少しでも体を動かさねば。
     
     

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    イクタシバ イタル

    Author:イクタシバ イタル
    イクタシバ イタル
    いくたしば いたる 
    50代半ばのオッサン。
    今も現役のSE&PG。
    好き勝手なことを書いています。
    望んでいるのは結局穏やかな暮らしなのでしょう。

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